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鏡のようになった水面に、空を流れる雲や人々のシルエットが映し出される幻想的な風景。

“天空の鏡”と呼ばれる、絶景で有名なボリビアの「ウユニ塩湖」のような景色が広がっているのは、香川県三豊市にある父母ヶ浜(ちちぶがはま)」です。

そんな「父母ヶ浜」が“まるで「ウユニ塩湖」”な写真が撮れると今、話題の注目の観光スポットになっているのです。

2023年には、観光地開発の優れた取り組みに贈られる「ジャパントラベルアワード観光開発部門賞」を受賞。

しかし、この「父母ヶ浜」。
今から25年ほど前は、砂浜にはゴミがあふれ、プラスチック容器などが散乱する、現在の美しい景色とはほど遠い、工場を誘致するための“埋め立て予定地”でした。

そんな中、立ち上がったのは地元住民たち。

三豊市観光交流局 石井紫さん: 
きれいな海岸なので、なんとか自分たちの力で守れないかということで、埋め立て構想のささやかな抵抗として、自分たちで海岸の清掃を始めたんですね。

最初はわずか7人で始めたというビーチの清掃。

その輪は徐々に広がり、きれいな浜が復活。いまでは、年間約50万人もの人が訪れる大人気のビーチになりました。

一度、行ってみたいですね。

(めざまし8 4月5日放送)