LCC=格安航空会社の「ピーチ・アビエーション」が、中部国際空港と台北を結ぶ新たな国際線を就航させた。アフターコロナを見据えた動きだが、航空業界の盛り上がりにつながるだろうか。

インバウンド回復見据え…更なる路線増にも期待

3月27日午後9時過ぎの中部国際空港。

リポート:
ピーチがセントレアで初となる国際線・台北行きの就航を始めました。早速お客さんが多く並んでいて、チェックイン手続きを進めています

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LCCのピーチで、中部空港からは初めての国際線となる台北線の就航。運賃は片道1万4480円からで、毎日1往復する。

搭乗客A:
ずっと待ってたんです。すごくお手頃な値段だったので、もう利用するしかないと思って今日来ました

搭乗客B:
今日行って、明日の夜帰って来て、明後日の朝には(日本)、弾丸ですね。(ピーチが)初めて名古屋から国際線が飛ぶということで頑張ってもらいたい

新型コロナが直撃した航空業界。中部空港でもLCCの「エアアジア・ジャパン」が撤退に追い込まれたほか、国内線・国際線問わず、多くの航空会社で減便が相次いだ。

ピーチはコロナ禍真っただ中の2020年12月、国内線を中部空港に初就航させた。これまでに新千歳や仙台・那覇など国内4路線を運航し、中部エリアで着実に需要を伸ばしてきた。

4月からの国際線は週130便となり、少しずつ回復をみせる中部空港で、「初の国際線」という勝負をかけたピーチ。見据えるのは本格的なインバウンドの回復だ。

ピーチ事業戦略企画の福島統括:
利用状況をずっと見てきましたし、各国の移動制限に対する対応もかなり緩和がスピーディーにいきましたので。(台北便は)路線数もわれわれの国際線の中で一番多い地域でありますから。セントレアではピーチを利用いただいている方がいらっしゃる。双方向を考えたら台北と結ぶことが一番最適ではないかと

初フライトは満席に近い154人が搭乗。ピーチのスタッフや中部空港の犬塚力社長らが搭乗客に記念品を配って見送った。

日付が変わる頃、中部空港から台北へ。ピーチの「勝負」が始まった。

ピーチ事業戦略企画の福島統括:
これがまず最初のスタート、サプライズであり、セントレアの皆さんにはワクワクであり。(路線を)さらに拡大していきたいと思っていますし、もっと多くのお客さまに選択肢を提供するためには、まだまだ我々としてやらなくちゃいけないことがある

日本からは、ソウルやバンコクなどにも路線を持つピーチ。今後、中部空港からのさらなる路線拡大に期待が高まっている。

(東海テレビ)

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