2月の全国の消費者物価指数の上昇幅が3.1%となりました。

政府の電気代抑制策などの効果で、伸びは、13ヶ月ぶりに縮小しています。

2月の全国の消費者物価指数は変動の大きい生鮮食品を除いた総合指数が、去年の同じ月を3.1%上まわりました。

1月が4.2%だったのに比べると1ポイント程度低くなっていて、伸びは鈍化しました。

政府の負担軽減策の効果で、電気代が5.5%低下したほか、都市ガス代の上げ幅も前の月の35.2%から16.6%に縮小しました。

一方、食品の値上げが相次ぐなか、食用油は27.6%、ハンバーガーも24.6%上昇したほか、高値が続く鶏卵の上げ幅は19.9%となりました。

経済部
経済部

「経済部」は、「日本や世界の経済」を、多角的にウォッチする部。「生活者の目線」を忘れずに、政府の経済政策や企業の活動、株価や為替の動きなどを継続的に定点観測し、時に深堀りすることで、日本社会の「今」を「経済の視点」から浮き彫りにしていく役割を担っている。
世界的な課題となっている温室効果ガス削減をはじめ、AIや自動運転などをめぐる最先端テクノロジーの取材も続け、技術革新のうねりをカバー。
生産・販売・消費の現場で、タイムリーな話題を掘り下げて取材し、映像化に知恵を絞り、わかりやすく伝えていくのが経済部の目標。

財務省や総務省、経産省などの省庁や日銀・東京証券取引所のほか、金融機関、自動車をはじめとした製造業、流通・情報通信・外食など幅広い経済分野を取材している。