インターハイで2冠達成!築館高校3年・鵜澤飛羽選手

築館高校3年 鵜澤飛羽(うざわ・とわ)選手:
フォームの確認が、嫌っていうほどできてるんで今。自分の悪い所、フォームの悪い所とか動きとかを、ほぼ毎日確認してやっていますね

築館高校3年の鵜澤飛羽選手は、100メートルと200メートルをメインに、2019年はインターハイとU-20日本選手権で、それぞれ2冠を達成。

日本陸連が有望な選手を認定する「ダイヤモンドアスリート」にも選ばれた、陸上界期待の選手。
2020年は新型コロナウイルスの影響で、インターハイが史上初の中止に。
連覇の夢はついえたものの、鵜澤選手は中止を前向きに捉えていた。

ーーインターハイ中止について

築館高校3年 鵜澤飛羽選手:
仕方がないことだと思って。自分としては、中止してくれた方がコロナにかからないですし、これ以上(感染も)広がらないと思っていたので。インターハイがなかったとしても、そのあとのことを考えて、やっていければと思いました

自粛期間の中、鵜澤選手は感染予防を心がけながら、工夫を凝らした自主練習に励んでいた。

築館高校3年 鵜澤飛羽選手:
家にもう使わないタイヤと、使わない鉄パイプがゴロゴロ転がっていたんで。それを使わせてもらいました

築館高校3年 鵜澤飛羽選手:
大体は公園ですね。ちょっと細長い公園があるんで、そこで走っていますね

2020年は状態が上向いていたという鵜澤選手。
実はコロナ騒動の前、高校最後のシーズンへ向け、大きな目標を立てていた。

築館高校3年 鵜澤飛羽選手:
本当に、12月…年を越す辺りぐらいまでは、本当に調子が良くて。冬場でおかしなくらいスピードが出てて。今年の6月の日本選手権に、確実にピークを持っていくためにやっていたんですよ。その日本選手権で、あわよくば20秒24(200mの東京五輪参加標準記録)を切って、オリンピックっていう考えだったんで

2019年のインターハイ200メートル。
鵜澤選手は追い風2.1メートルと、惜しくも参考記録とはなったものの、20秒36を記録。
東京オリンピックの参加標準記録20秒24は、十分目標にできる記録だった。
※追い風2.0m/s超で参考記録

この一年で“世界で戦える人になりたい”

しかし、東京オリンピックの一年延期に併せ、日本選手権も延期に。
調整は難しくなった。

築館高校3年 鵜澤飛羽選手:
(3年生で)受験もあるんで、結局は。その受験中もそんな現役時代バリバリのように練習できるかって言ったら、たぶんできないと思うんで

高校最後の2020年、出場を狙っていた大会は、開催が不透明に…

築館高校3年 鵜澤飛羽選手:
まだあると信じて練習していますけど…。なかったらなかったで、今年は長いオフシーズンだったなっていうふうに思えばいいですし

そう思えるのは、地道な練習の先に成長した自分が見えているから。
鵜澤選手は、この一年を決して無駄にはしない。

築館高校3年 鵜澤飛羽選手:
大事な一年にしたいですね、できれば。変わらずに、なおかつ成長し続けたいというか。戦える日本代表になりたい。世界で戦える人になりたいですね

全国につながる県予選は無くなったが、8月に県独自の代替大会が開催されることが決まった。鵜澤選手も大会への参加を楽しみにしている。
高校最後、充実した一年を送ってほしい。

(仙台放送)