ロシアのプーチン大統領は、ウクライナ侵攻について「ロシア国家の存続がかかっている」として危機感を示した上で、侵攻を継続する考えを強調した。
プーチン大統領は14日、東シベリアにあるヘリコプター工場で自らシミュレーターを使ってヘリコプターを操作するなど、軍事関連工場の視察を行った。
さらに「欧米はロシアに対する制裁で経済を崩壊させようとしたが、うまくいかなかった」として、制裁を続ける欧米諸国をけん制した。

一方、ショイグ国防相もモスクワ近郊の精密誘導ミサイルの製造工場の視察を行った。
ショイグ国防省は「課題は一つだけだ。製造を倍増させることが必要だ」と、ミサイル製造を急ぐよう指示し、ロシアのミサイル不足が浮き彫りとなった形だ。

ウクライナ侵攻については「ロシア国家の存続がかかっている」と、軍事侵攻を正当化し目的を達成するまで続ける考えを示した。