ロシアのプーチン大統領は16日、首都モスクワで政権幹部を集め、アメリカのアラスカで行われたトランプ大統領との首脳会談について報告しました。

プーチン氏は「ロシアの立場を説明できた」と述べ、今回の訪問を実りあるものだったと評価しました。

ロシア・プーチン大統領:
改めて冷静に、われわれの立場を詳しく説明することができた。

アメリカ・アラスカ訪問を終えたプーチン大統領は16日、モスクワで閣僚や政府高官に向けてトランプ大統領との会談について報告しました。

プーチン氏は「会談は率直で建設的だった。私の見解では、問題解決に向けた重要な一歩だ」と強調しました。

また、戦闘を早く終わらせたいとするアメリカの立場については、「同じ思いを持っている」と述べ、平和的な手段での解決を望む考えを示しました。

こうした中、ウクライナ非常事態庁は16日、東部ドネツク州でロシア軍の攻撃により、一般住宅や行政施設が被害を受けたと発表しました。

数人が負傷したということです。

ゼレンスキー大統領は戦争終結に向けた協議のため、18日にアメリカ・ワシントンでトランプ大統領と会談する予定です。

フジテレビ
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国際取材部
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