公明党は16日、浜四津敏子元代表代行が20年11月に死去していたと発表した。75歳だった。
浜四津氏は、1992年の参議院選挙に東京選挙区から出馬し初当選。
羽田内閣では環境庁長官に就任したほか、新進党の結成に伴う公明党の分党期には党の代表、公明党の再結成後には代表代行を歴任した。
不妊治療の保険適用を推進するなど活躍し、2010年9月に政界を引退した。
公明党は16日、浜四津氏が20年11月に死去していたことを明らかにし、「これまで遺族の意向で発表を控えさせていただいていたが、このたび了解を得たのでお伝えさせていただいた」と発表した。