冬の味覚と言えば何を思い浮かべるだろうか?夏に食べるイメージがある「ウナギ」も実は冬の味覚らしい…ということで取材してきた。

夏の「イメージ」実は冬もウマい!?

向山侑希アナウンサー:
冬の味覚と言えばカニ、牡蠣、寒ブリ…冬は美味しいものだらけですが、こちらにも冬の味覚が
あるそうなんです

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やって来たのは…ウナギ料理で人気の「金沢にょろ助」

向山アナ:
ここに冬の味覚があると聞いたんですが…?それはなんですか?
にょろ助 島野健さん:
うちはウナギ屋ですのでもちろんウナギでございます

向山アナ:
ウナギ!夏のイメージが私の中ではあるんですが…
にょろ助 島野さん:
どうしても土用の丑のイメージがあるので、実は冬も美味しいんです

向山アナ:
知らなかったです、冬も旬だということなんですね!
島野さん:
そうですね。
向山アナ:
見た目とかも違うんですか?
島野さん:
見てもらった方が早いと思いますので、少々お待ち下さい

夏のウナギと一体どう違うのか。厨房から出てきたのは…

島野さん:
ウナギです。
向山アナ:
私ちゃんとうなぎを見るのが初めてなんですが、やっぱり丸々しているんですか?
島野さん:
冬の間に脂肪を溜めますので、脂がのってすごく美味しいと思います。

実は元々、うなぎは冬の味覚。それがなぜ夏のイメージになったのか…それは江戸時代にまでさかのぼる。

「う」のつく食べ物で夏のイメージに

当時、味が濃いうなぎは暑い夏にあまり売れなかった。そこで、店主が相談したのはエレキテルで有名な蘭学者・平賀源内。

平賀源内は土用の丑の日に「う」のつく食べ物、ウナギを食べて夏を乗り切ろうというキャンペーンを勧めたのだ。

すると、お店は大繁盛。それから、他のウナギ屋さんもマネをしてウナギは「夏」というイメージがついたそうだ。(※諸説あり)

冬は脂がのって肉厚!ギラギラ!

今が旬。夏よりも丸丸とした肉厚のウナギだ。

島野さん:
タレ入ります

秘伝のタレに3度、熱々のうなぎを浸せば…

島野さん:
失礼します!焼き上がりました、うな重です!
向山アナ:
入り切ってない!スゴイ!脂で表面もギラギラしてますよ!

専用のハサミで切っていただく。

向山アナ:
おいしいそう!いただきます!んんん~~~~~!!!!

向山アナ:
本当においしい!おいしいです!びっくり!脂のってて皮パリッパリで本当に美味しいです冬のうなぎこんなにおいしいんですね!びっくりしました

島野さん:
脂が乗っていて肉厚なので食べ応えがしっかりあると思います

旬のこの時期に、冬のウナギを味わってみてはいかがだろうか?

(石川テレビ)

石川テレビ
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