トルコ南部で6日に発生した地震から、13日で1週間となるなか、死者の数は3万4000人を超えた。
10歳少女、乳児ら救出も…死者増加 「この地域100年で最悪の出来事」
被害の大きい南部の街・ヌルダーでは、地震発生から6日が経った12日も、倒壊した建物で重機を使い、がれきを取り除くなどの救助作業が続けられている。

アパートの倒壊現場では、“3人の生存の可能性がある”との情報があり、夜を徹した捜索活動が続けられていた。

こうした中、同じく南部のハタイでは、地震発生から140時間後に、10歳の少女が倒壊した建物の中から救出された。

生存率が急激に下がるとされる72時間の倍の時間が経過する中、このほかにも、生後7カ月の乳児も救出された。

一方で、死者の数は増えていて、トルコとシリアでのこれまでの死者は3万4000人を超えている。

国連のグリフィス事務次長は被災地を訪問し「この地域で100年で最悪の出来事だ」と述べた上で、地震による死者の数がさらに大幅に増える恐れがあると語った。
(「めざましテレビ」2月13日放送より)
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