第107回全国高校野球選手権大会は15日、兵庫県西宮市の甲子園球場で2回戦が行われ、福岡県代表の西日本短大付属高校(2年連続8回目)が聖隷クリストファー高校(静岡、初出場)を下し、3回戦進出を決めました。
15日、終戦記念日ということで、試合前には両チームの選手が黙祷を捧げます。
西短付の先発は、初戦にリリーフで好投した左腕の原。
初回、2回とピンチを迎えますが、粘りのピッチングで得点を許しません。
西短付が先制点を取ったのは3回でした。
先頭の原がスリーベースヒットで出塁すると、内野ゴロの間に1点を挙げます。
1-0の緊迫した展開のまま、試合は終盤へ。
8回、ここまで要所を押さえるピッチングを見せていた原がつかまり、1-1の同点に追いつかれます。
しかしその裏、西短付はランナー1人を置いて、4番の佐藤。
あわやホームランという大きな当たりで勝ち越し、2-1と再び試合をリードします。
9回はこの得点をリリーフした中野が守り切り、西日本短大付属が勝利、3回戦進出を決めました。