NHK党の立花党首は2月8日、記者団に対し、3月上旬に帰国する予定とされていた同党のガーシー参院議員について「3月に戻ってくるかは決めかねている」と述べた。
ドバイに滞在しているガーシー氏を巡っては、去年7月の初当選後、国会の欠席を続けていて、尾辻参院議長が先月30日、文書で国会への出席を求める「招状」を国会法に基づき出している。

一方で、立花党首はガーシー氏が3月上旬に帰国し、3月下旬には国会審議に出席する見通しを1月に示していた。
立花党首は8日、記者団に対し、ガーシー氏の帰国について「不当な法の裁きを受ける恐れが払拭できない」などとして「3月に戻ってくるかどうかは決めかねている」と述べた。

また立花党首は国会審議の状況を見極めた上で、「日本に戻ってくる時には、私がドバイに行って一緒に帰国する方向で現在検討している」とも述べた。
ガーシー氏は8日の参院本会議も欠席しており、尾辻議長が懲罰委員会に付託し、委員会での処分の検討が始まることになる。