立憲民主党の斎藤国対委員長は19日、国会内で自民党の磯崎国対委員長と会談し、先週の衆院憲法審査会での緊急事態条項に関する日本維新の会の馬場議員の発言の撤回を求めた。
衆院憲法審で馬場氏は、緊急事態条項の創設について「主権者たる国民の大半は、3年ごとに行われる参議院選挙で投票する際、政権を選択する重い覚悟で一票を投じているわけではない。与党にちょっとお灸をすえるという思いで日頃支持していない野党候補にやむを得ず一票を投じる傾向が強い。ましてや、参議院が国会の権限を一身に担う事態まで想定して参議院選挙で投票する有権者は、ほぼ皆無だ」と述べていた。
立憲の斎藤氏は、「他院(=参院)に対するリスペクトも何もない。非常識だと思う。言って良いことと悪いことがある」と厳しく批判し、発言の撤回を求めた。
斎藤氏は、「憲法の理念を全く理解をしていないし、国会議員の発言として許されない」と指摘し、「衆議院側がこういう乱暴な発言をすると余計、改憲は遠のく」と苦言を呈した。
また、自民の磯崎氏も「会派の問題ではなく、参議院の緊急集会の存在意義にも関わる問題」と述べ、維新側に抗議する考えを示した。