厳しい寒さが続く日本列島。冷え込む夜もぐっすり眠れる、意外と知らない快眠法を紹介する。

羽毛布団の上に毛布を “重ねすぎ”はNG

睡眠環境プランナーの三橋美穂さんによると、ちょっとした工夫で効果があるという。榎並キャスターが実践した。

榎並大二郎キャスターが実践「軽いんだけど、しっかり包まれている感じ」
榎並大二郎キャスターが実践「軽いんだけど、しっかり包まれている感じ」
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榎並大二郎キャスター:
本当に暖かくて。ふんわり軽いんだけど、しっかり包まれている感じがあるのがいいですね。

では、どのように敷いているのか?

掛け布団は、羽毛布団の上に毛布を
掛け布団は、羽毛布団の上に毛布を

掛け布団は「羽毛布団の上に毛布をかける」とよいのだそう。なぜかというと、体温で暖まった空気を外に逃しにくくなるから。

布団を何枚も重ねるのは逆効果
布団を何枚も重ねるのは逆効果

寒くて何枚も布団をかけたくなってしまうかもしれないが、重ねすぎると身体が圧迫されて血行が悪くなり、寝返りの妨げになってしまい逆効果。

そして、電気毛布を敷く場所にもポイントがある。

電気毛布は「腰から下」に 温度設定の注意点

電気毛布は、榎並キャスターのように「腰から下」の部分に敷くのがよいという。

電気毛布は腰から下に敷くのがよい
電気毛布は腰から下に敷くのがよい

寝るときは「頭が涼しく・足が温かく」なるのが理想的。冷えやすい足を温めて、全身の血液の循環をよくする。

寝るときの理想は「頭は涼しく・足は温かく」 冷えやすい足を温めよう
寝るときの理想は「頭は涼しく・足は温かく」 冷えやすい足を温めよう

だが、寒いからといって電気毛布を強い設定のまま、つけっぱなしにするのはやめよう。では、どのような温度設定にすればいいのか?

寝る前までは温度を高くして布団を暖め、寝るときはオフに
寝る前までは温度を高くして布団を暖め、寝るときはオフに

寝る前までは「強」にして布団を暖めておき、寝るときは「オフ」に。どうしてもつけたい場合は「弱」などの設定にして、取扱説明書指示に従う。

人間の体は、眠りに入るときに体温を下げるようになっている
人間の体は、眠りに入るときに体温を下げるようになっている

人間の体は、眠りに入るときに体温を下げるようになっているため、「強」などの高い温度設定のままつけていると体温が下がりにくく、眠りが浅くなってしまう。

さらに汗をかいて脱水症状になってしまったり、寝汗で体が冷える恐れもあるので要注意だ。

宮司愛海キャスター:
住田さんは、寝るときに何か対策をされていますか?

住田裕子弁護士:
私は電気毛布じゃなくて、小さな“あんか”を足元に入れてるんです。それから首元が冷えるのが嫌なので、綿のタートルネックを着ています。そうすると暖かいですよ。

就寝時はこれらを参考に、万全の寒さ対策をして休んでほしい。

(「イット!」1月25日放送)