強い寒気の影響で、関東を中心に今シーズン1番の寒さとなった12月14日。日中に最低気温3.6℃を観測した。東京・杉並区では午前10時過ぎには小雪が舞って、道路がうっすらと白くなる様子が見られた。また横浜市では、関東の気象台でこの冬はじめて雪を観測した。

真冬並みの寒さの中、街からこんな声が…

女性A:
これだけ寒いと、布団から全然出たくないです

朝晩が冷え込む中、皆さんの間で分かれたのが、布団や毛布の使い方

女性B:
毛布が下かな。最初に毛布かけて羽毛布団を掛ける

女性C:
毛布は羽毛布団の上です

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番組で羽毛布団を使っている人100人にアンケートしたところ「羽毛布団に毛布をかぶせている」という人は49%、一方「毛布の上に羽毛布団を乗せている」という人は45%で、ほぼ半々の結果となった。

毛布と布団はどっちが上?暖かさを検証

そこでどちらがより効果的なのか?睡眠外来の医師の監修のもと検証。

室温23℃の部屋で一方は毛布の上に羽毛布団を乗せ、もう一方は羽毛布団に毛布をかぶせる。

検証開始時の布団の中の温度は、いずれも24.9℃。

横になって30分後、毛布の上に羽毛布団を乗せた場合の温度を計測すると34.4℃。一方、羽毛布団に毛布をかぶせた場合は35.4℃。毛布が上の方が1℃高い結果となった。

羽毛布団の熱が逃げないように毛布で塞ぐ

この結果に睡眠外来の医師は…

東京疲労・睡眠クリニック・梶本修身院長:
30分で1℃の温度差がついたというのは結構、大きな結果なんですね。羽毛布団というのは非常に保温効果が高いんですが、羽毛布団だけだと熱が外側から逃げていきますので、これを毛布で塞いでしまう。綿の布団でも羽毛布団ほどではないですけども、同じような効果は期待出来ると思います

さらにこんなアドバイスも…

東京疲労・睡眠クリニック・梶本修身院長:
床が冷える一軒家やフローリングだったりする場合は、体の下に毛布を敷くというのが保温効果を高まる一つのコツとなります

足が冷えるときは靴下よりレッグウォーマー

また快眠セラピストの三橋美穂氏は寒い季節の睡眠のポイントについて…

快眠セラピスト・三橋美穂氏:
足の冷えが気になる人には靴下ではなくレッグウォーマーがお勧め。寝ている時も体温調整をする必要があるので…

靴下で足を覆ってしまうと、体温調整がしにくくなるという。

また起きる30分ほど前に、室温が18℃以上となるよう暖房をセットしておくと、起床時のヒートショックを和らげられるという。

(「めざましテレビ」12月15日放送分より)