ジェイアール名古屋タカシマヤで開催中の、日本最大級のチョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」。注目の店のチョコレートをまとめた。

高校生が作ったハチミツや三重の亀山茶など…地元コラボのチョコも

2023年の「アムール・デュ・ショコラ」。まずは全国の名店、神奈川県鎌倉市の「ショコラトリーカルヴァ」。代表作は1口サイズの「ボンボンショコラ」。

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全部で35種類の味があるが、今回は厳選された9個をセットにして販売している。

中央にある形の違う粒は、「グローイングカカオ」という世界一に輝いたチョコだ。

カカオの実の形を再現するため、キャンプでテントを張る時に使う留め具を使用するなど、世界中のパティシエをうならせたこの一品。

シェフの田中二朗さんは、2022年10月に開かれたチョコレートの世界一を決めるコンクールのボンボンショコラ部門で世界一に輝いた腕だ。

中は3層構造になっている。

会場には東海地方の名店も出店している。障害のある人などを積極的に雇用している愛知県豊橋市の「久遠チョコレート」は、カカオと日本の食材を混ぜ合わせた「テリーヌチョコレート」が看板商品だが、今回は初めての「生チョコ」を販売している。

ブラジルやベトナムなど4カ国のカカオと、バターをたっぷり使った「生チョコレート」を新たに開発した。

「レ・トロワ・ショコラ・パリ」からは、可愛らしいカラフルなハートのショコラ。中にはハチミツが入っている。

名古屋市、安城市、一宮市の3つの高校の生徒たちが作ったハチミツで、学校からの猛アピールを受けてコラボが決まった。一度に味わえる食べ比べセットは、2160円。

名古屋市出身でパリを拠点に活躍する青木定治シェフのお店も出店している。看板商品「マカロン」をイタリア製の高級チョコレートでコーティングした「ショコロン」を新たにアレンジした。

三重県の名産・亀山茶を、マカロンの生地とチョコにたっぷりと練り込んだ。

パティスリー・サダハル・アオキ・パリの青木定治シェフ:
(亀山茶は)変なえぐみとかタンニンが突出していたりとかしないから、すっと(チョコレート)になじんで味もストレートにわかりやすい

渋みを感じる煎茶や紅茶など5種類の茶葉を使い、亀山茶の魅力を存分に引き出した一品だ。

(東海テレビ)

東海テレビ
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