鳥インフルエンザの感染拡大などで、卵の価格が上昇していることについて、松野官房長官は12日、「現時点では小売価格への影響が限定的」との認識を示した。
卵の価格は、餌代の高騰や鳥インフルエンザの感染拡大などを背景に上昇している。
松野官房長官は12日の会見で、「小売価格については卸売価格の上昇水準との比較では、現時点では影響が限定的」だとの認識を示した。
その上で「関係者からの聞き取りによると、全国的に不足している状況にはないが、加工向けでは一部で不足感が生じ始めているとの声がある」と指摘し、「農林水産省から養鶏関係者に対し、安定的な生産確保と家庭消費向けの優先供給を要請した」と述べた。