公明党の山口那津男代表は2日、都内で街頭演説を行い、今年4月の統一地方選で候補者全員の当選を目指すと強調した。
公明党は統一地方選を国政選挙並みに重視しており、山口氏は「党の基盤を固め直す統一地方選の全員当選を目指し、新たにグレードアップしていきたい」と述べた。
また、政府・与党が防衛力の抜本強化のため保有を決めた「反撃能力」について、「憲法に基づく専守防衛というこれまでの基本的な防衛政策が変わるわけではない」と指摘。
「防衛費を増やしたとしても自ら軍事大国になり、周辺の国々を脅かすような存在にはならない」と述べた。