2021年、宮崎市はギョーザの支出金額で、年間通して初めて全国1位となった。
連覇がかかる2022年、宮崎市ぎょうざ協議会は、さらなるギョーザの魅力発信で消費拡大を図った。

初の全国1位 感謝イベントは大盛況!

ーー宮崎市が日本一になったグルメがあるんですが…

女性:
ギョーザ!

男性:
手軽ですね。しかもおいしいので、つい買って食べちゃいます

女性:
娘と一緒に、いろんなイベントがあったらたくさん買って、冷凍庫にいっぱい入れています

2021年、ギョーザの支出金額で、年間を通して初めて全国1位となった宮崎市。感謝イベントは大盛況だった。

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宮崎市ぎょうざ協議会・渡辺愛香会長:
皆さん各自お忙しいみたいで、連絡がとれないぐらい、本当にうれしい悲鳴といいますか、大反響だということで、皆さん必死にギョーザを包んでおります

その盛り上がりは数字にも表れ、日本一が報道された2022年2月はライバルに差をつけたが、その後失速し、上半期は2位となった。

宮崎市ぎょうざ協議会では2022年、県内で11回のイベントを開催。県外のイベントにも参加し、宮城県仙台市で毎年開催され、2日間で5万人を動員した全国餃子まつりにも初めて出店した。

宮崎市ぎょうざ協議会・渡辺愛香会長:
「一度食べてみたかったんだよね」というお声をたくさんいただきましたので、新しく東北の皆さんに宮崎餃子というものを知っていただく大きなきっかけになったと思いますので、すごく良かったと思います

また、県と共同で、機械を使って皮の厚みなどを調べ、各店舗のギョーザの特徴を見える化したマップを作成した。

宮崎市ぎょうざ協議会・渡辺愛香会長:
今まで宮崎のお客さまでも、どのギョーザを選んでいいか分からないというお声も多かったので、今回すごく取り組んで良かったと思いました

ギョーザをめぐる戦いはラストスパートへ

日本一の餃子の街として楽しみ方や魅力を発信した1年。10月時点のランキングでは、1位となっている。

宮崎市ぎょうざ協議会・渡辺愛香会長:
まだ132円という僅差に近いところがありますので、必ず2連覇を取るという強い気持ちで、あと20日間しかないですけれども走り切りたいなと思います

日本一連覇へ。ギョーザをめぐる熱い戦いは、ラストスパートを迎えている。

今回、宮崎市が日本一を取ったので、全国的にも取り扱いたいという声をいただくことが増えたという。
そして、ギョーザをお歳暮として県外の人に送りたいという人も増えていて、渡辺会長は、ギョーザが観光資源として根付いてきたのではないかと話している。

宮崎市は今、132円差で1位となっているが、このまま日本一連覇なるか、気になる順位が分かるのは、2023年2月となっている。

(テレビ宮崎)

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