22日にも、南極に上陸予定の第64次南極観測隊。
南極では、地球温暖化の予測に欠かせない「雲」の本格調査が行われる。
南極観測船「しらせ」は、1年中氷に覆われた「定着氷」という海域に突入し、分厚い氷を砕きながら進んでいる。
まもなく観測隊の第1陣が、昭和基地に到着する予定。
南極では、地球のミライを考えるため、「雲のスペシャリスト」が、まだ謎の多い南極域での雲の発生メカニズムについて本格的な調査を行う。
調査が進めば、雲が太陽光をどれくらい反射するのか、より正確なデータが得られる可能性があり、地球温暖化の予測の精度が、さらに高まるのではと期待されている。
謎の解明に挑む観測隊は、22日にも南極に上陸する見通し。
また、フジテレビ取材班は、観測隊の伊村隊長と一緒に自衛隊のヘリに乗って、「しらせ」より、ひと足先に昭和基地に向かう予定。