“リトルプリンセス”と呼ばれ、世界中から賞賛されている女性がいます。

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彼女は、短い髪にティアラをつけ、いわゆるロリータファッションで上海の街を歩きます。ふわふわなスカートに、たくさんのフリルやレース。ピンクや赤のかわいらしい色合いが、まるで“お姫様”のようですが、当初、こうした彼女のファッションにSNSでは心ない批判的な言葉が上がっていました。

しかし、彼女を1年近く撮り続けてきたカメラマンの李志立氏は、「彼女はそういった
ネガティブな言葉に目を向けない」「彼女の心は永遠の18歳なのかもしれない」と自身の容姿について投げかけられる心ない言葉の数々には左右されず、“信念”を貫き通しているといいます。

カメラマン 李志立氏:
彼女は私たちが学ぶべき点を沢山持っています。
自分のルックスに不安を持つ人々にとってよき「お手本」となっているのです。

李志立氏は、彼女のそんな姿勢を多くの人に伝えたいと撮影を続けているというのです。

中国時報などによると、彼女がロリータファッションを始めたきっかけは、数年前に患った大病でした。
長期にわたる薬の服用などが原因で髪が抜け、体型も大きく変化し、悲しみに暮れる時期もあったといいます。

それでも彼女は“生きている間に自分のやりたいことをやる”と、若い頃夢中になったロリータファッションを着たい、という想いに至ったのだといいます。

そんな彼女だからこそ、今やSNSには「自分を貫いて、人生を楽しんでいる」「私もあなたのように生きてみたい!」と賞賛の声があふれています。

(めざまし8 「#NewsTag」より9月14日放送)