幻のカボチャとも呼ばれる「備前黒皮かぼちゃ」を使った焼酎造りが、9月12日から岡山市の酒造メーカーで始まった。

幻の「備前黒皮かぼちゃ」を焼酎に

宮下酒造で手際よく作業が行われている
宮下酒造で手際よく作業が行われている
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焼酎の原料となるカボチャを洗い、切って、丁寧に種を取っていく。岡山市中区の「宮下酒造」で始まったのは、カボチャを使った焼酎造りだ。

使われるのは、瀬戸内市で栽培され、幻のカボチャとも言われる「備前黒皮かぼちゃ」。現在多く流通している西洋かぼちゃに比べ、見た目は皮がでこぼこしている。味はあっさりとしているという。

昭和初期には全国に流通していたものの、その後、生産が途絶えた。瀬戸内市の企業などが、8年前から、復活と普及を目指した取り組みを行っている。

焼酎造りは、「備前黒皮かぼちゃ」をPRしようと企画されたもので、2年ぶり。出来上がった焼酎は、カボチャの風味が香るあっさりとした飲み口になるということだ。

カボチャ復活に取り組む「大町」秋山創一朗 専務:
あっさりとしたカボチャで、いろんなものに合いやすいのが特長。本来の酒のおいしさを邪魔せず、風味を出すことができているのでは

宮下酒造・製造部 岡崎達郎 部長:
カボチャ焼酎ということで、普段焼酎をメインで飲まない人にも手に取ってもらい、ちょっと面白い地元の商品を飲んでもらえれば

焼酎造りは、13日から仕込み作業が始まり、半年後をめどに約2,000本が販売される予定。

(岡山放送)