佐賀県武雄市の農家が趣味で育てたヘチマが、すくすく伸びて1m60cmを超えた。まだまだ成長しているこのヘチマ。2年前には1m70cmまで育てた実績があるという。一体どこまで伸びるのか?

10年前に近所でもらった種 立派に成長

中俣理子アナウンサー:
武雄市で発見された巨大なヘチマがこちらです。まっすぐに伸びていて、身長150cmの私よりも大きいです

身長150cmのアナウンサーより大きい、1m60cmの巨大ヘチマ(佐賀・武雄市)
身長150cmのアナウンサーより大きい、1m60cmの巨大ヘチマ(佐賀・武雄市)
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その大きさはなんと1m60cm!

松尾勉さん:
今年は花も咲いていますので、もう少し伸びるかなと思って期待しています

このヘチマは武雄市武内町の農家・松尾勉さん(86)が10年ほど前に近所の人から種をもらい、趣味で育てているもの。

松尾勉さん:
ヘチマは高い所に実がついたら、まっすぐきれいに伸びるという習性がある

ツルを竹に巻き付け、障害物を避けて育つよう工夫
ツルを竹に巻き付け、障害物を避けて育つよう工夫

ヘチマは障害物があると曲がりくねってしまうため、松尾さんはヘチマのツルを竹に巻き付けて障害物のない高い所に実がつくよう工夫している。

障害物があると曲がりくねってしまう
障害物があると曲がりくねってしまう

「少しでも楽しい話題を」目指すは過去最高の1m80cm

品種は不明とのことだが、今ではどこまで大きく育つのか毎年楽しみだという。

松尾勉さん:
コロナ禍で何とか少しでも、喜びが増えてきたらいいなと。この集落をヘチマの集落にしたらどうかと考えたこともあります

花が咲き終わったら成長が止まるというヘチマ。松尾さんのヘチマはまだまだ生育途中だ。2年前には1m70cmまで育てた実績がある。

松尾勉さん:
今度は180cmに挑戦したい

近所の人からは「種を譲って」と言われているそうで、収穫したヘチマは乾燥して天然素材のタワシとして利用するという。

収穫は10月、松尾さんの挑戦はこれからも続く。

(サガテレビ)

サガテレビ
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