上皇后さまは右ふくらはぎに血栓がみつかり「深部静脈血栓症・末梢型」と診断されたことがわかりました。

側近によりますと、87歳の上皇后・美智子さまは、健康診断などで右のふくらはぎに血栓がみつかり、「深部静脈血栓症・末梢型」と診断されたということです。

上皇后さまはさきほど皇居を訪れ、経過観察の検査のため、宮内庁病院に向かわれました。

「末梢型」の血栓症は膝から上に血栓ができる「中枢型」と比べて比較的リスクが小さく、上皇后さまは現在は薬は服用せず、水分を多めにとり、足に力を入れて体を動かしながら日常生活を過ごされているということです。

上皇さまは先月、「右心不全」と診断され、薬の服用などにより改善してきていますが、側近は高齢のご夫妻の健康状態を今後も注意深く見守りながら過ごしていただくことが必要、としています。(画像は、皇居に到着された上皇后さま・午前10時すぎ)

社会部
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