ハンディキャップをものともしない、ワンちゃんがインスタグラムで感動を呼んでいる。
柴犬の姉妹、福ちゃん(2歳)と春子ちゃん(6カ月)の飼い主(haru_fuku_taro2022)さんが投稿したのは、2匹がおやつを待っている動画。春子ちゃんは生まれつき、両方の前足がないのだが、いつの間にかお座りができるようになっていたという。
それがこちらだ。福ちゃんがおやつをもらうのを隣で見ていた春子ちゃん。すると…

「春ちゃんお座り」と飼い主さんが声をかけた次の瞬間、2本の後足で立ち上がった。全身でバランスを取り、数秒だがお座りしているのだ。念願のおやつをゲットして頭をなでられ、とてもうれしそうだ。

この投稿には「あぁスゴいなぁ、命ってスゴい」「泣いちゃいました~ 春ちゃん、すごい‼️」といった感動の声が相次いだ。
ミルクを求めて「生きようとしていた」
春子ちゃんの懸命な姿には心を揺さぶられるが、ハンディキャップとどう向き合っているのだろう。お家に迎えた経緯や福ちゃんとの関係性なども含めて、飼い主さんに聞いてみた。
――一緒に生活しているワンちゃんたちを教えて。
柴犬の太郎(オス・15歳)、福、春子で、3匹はブリーダーをしている叔父の犬舎出身です。福と春子は私の住んでいる家で、太郎は近距離の実家で暮らしています。私が仕事の日は福と春子を実家に預け、夕方には毎日一緒にお散歩しています。

太郎は食欲旺盛で散歩が大好き、まだまだ元気いっぱいです。福は穏やかで優しく、一度も人を攻撃したことはありません。春子は人懐っこくて明るいです。出来ることは何でも自分で考えてやる頑張り屋さんです。