まだまだ珍しい、国内産の「グレープフルーツ」。実は宮崎でも栽培されている。そんな県産グレープフルーツの魅力をお伝する。
100年超続く果樹園で国産グレープフルーツを栽培
日南市の山間にある「緑の里りょうくん」は、100年以上続く果樹園だ。4代目の田中良一さんは、2010年から国内では珍しいグレープフルーツを栽培している。
緑の里りょうくん・田中良一社長：
栽培方法や肥料の方法というのは、全然研究されてなかったので、独自で栽培するのは大変でした
お月様のような見た目から、「月夜実（つくよみ）」と名づけられた純国産のグレープフルーツ。年間約35トンを出荷し、国内トップクラスの生産量を誇っている。
緑の里りょうくん・田中良一社長：
僕たちの先輩の時代は、「グレープフルーツは国内でも花が咲かない」と言われていました。それだけ（気候が）暖かくなったのだと思います
日南でのグレープフルーツの収穫は、3月～6月下旬までとなっている。
グレープフルーツオイルは料理との相性抜群
さっぱりする、グレープフルーツを使った加工品を紹介する。
月夜実100%のグレープフルーツ果汁「ジュス」。“プレミアム”には、細かく粉砕された皮が入っている。
児玉真美リポーター：
甘味・酸味・ほのかな苦味がいいですね。夏にぴったりです！
緑の里りょうくん 営業広報・田中理恵さん：
果皮まで入っているというのは珍しくて、香りが高いので爽やかです。焼酎に入れたり、これからの時期はかき氷にかけてもいいかなと思います
さらに100%天然！グレープフルーツオイルは、料理との相性が抜群だ。
児玉真美リポーター：
（オイルをかける）ひと手間で、こんなにさっぱり、爽やかになるんですね！
緑の里りょうくん 営業広報・田中理恵さん：
宮崎県産のグレープフルーツがあることを、宮崎の皆さんに知ってもらいたいです
商品は、主にインターネットで販売している。（「緑の里りょうくん」で検索）
（テレビ宮崎）
