地球環境の保護に役立つ商品などを紹介するイベントを前に、内覧会が開かれた。イベントを手がける新潟県三条市のアウトドアメーカーは、キーワードを「地球人」と掲げる。
地球人として… 環境保護や文化の継承を 端切れ使ったベストも
三条市で7月6日、「SnowPeak（スノーピーク）LIFE EXPO」の内覧会が開かれた。
コンセプトは「地球人としてつながりたい」。地球環境の保護や、地域文化の保存に役立つ商品・サービスを展開するイベントだ。
衣食住などテーマごとに12のブースが設けられ、この日は、企業や行政の関係者が訪れていた。
「衣」をテーマにしたブースに展示されていたのは、岩手の職人が端切れを使用して生産しているという「HAPPI VEST 裂織（さっこら）」。
スノーピークのスタッフ：
洋服を作るときに出た端材を使用し、生地を全て使い切るために作っている。日本にはものづくりの文化があるが、大量生産・消費の中でそういった文化がなくなるのを防ぐため発信している
地球に優しいという、このベスト。試着してみると…
飛田厚史アナウンサー：
厚手で丈夫。長い期間、愛用できそうです
遊び心を持って“持続可能な未来”目指す… 様々なアイデアを共有
このほか、会場では電気自動車とキャンプ用品を組み合わせた新しい屋外での遊び方など、いかに地球人として持続可能な未来を描いていくのか、様々なアイデアが提案されていた。
行政関係者：
キャンプの重要性、気持ちが乗るという部分では遊びは必要
企業関係者：
野と人や自然だけでなく、企業や地域がつながることで広がりを感じる。これからが楽しそうとワクワクした
スノーピーク・山井梨沙 社長：
地球人として考え方を変えたときに、さらに遠い未来まで考えられる、新しいアイデアが出てくるのでは。我々が今直面している、環境や人に対しての社会課題を解決していける大きな一歩になっていけるとうれしい
（NST新潟総合テレビ）
