長野県上田市の中学1年生・片山大岳さんが、若手バレエダンサーの国際コンクールで1位に輝いた。同じバレエ学園出身の二山治雄さんに憧れ、プロを目指す12歳だ。
“プロへの登竜門”で世界一に
ステージで華麗に舞う上田市の中学1年生、片山大岳さん(12)。
5月31日に長野市で行われた文化芸術祭で、コンクールからの帰国後、初めての踊りを披露した。
片山大岳さん:
「1位とれてうれしくて、とれて(日本に)帰ってきて、本当に安心してめっちゃうれしい。幸せ」
片山さんは5月に行われた「ユース・アメリカ・グランプリ」に出場。
若手バレエダンサーが対象で、プロへの登竜門とされる国際コンクールの一つ。
堂々の演技で、見事1位に輝いた。
片山大岳さん:
「頑張って最後まで踊ったので、たぶん上位にいくんじゃないかって自分で思ってやりました。1位とったんだ、世界一になったんだみたいな気持ちになりました」
3歳からバレエ 週6でレッスン
3歳からバレエを始めた片山さん。
長野市に本部を置く「白鳥バレエ学園」に所属し、週6日、レッスンに励んでいる。
片山大岳さん:
「舞台で踊れたり、いろんなところで踊れて楽しい」
「ダメな所を何回も…努力の子」
指導する白鳥バレエ学園の塚田みほりさんは、片山さんの表現力や、バレエに取り組む姿勢を高く評価している。
白鳥バレエ学園・塚田みほりさん:
「小さい時から踊り上手でした。音楽センスもあるし、お芝居の芝居心もありますし、それもちゃんと持ち腐れではなく、自分で使おうとしているので、それがいいこと」
片山さんは2025年も「ユース・アメリカ・グランプリ」に出場し、その時は3位だった。
当時、今後の目標として語っていたのは―。
片山大岳さん(2025年10月):
「目標は3位以上にいきたいと思っています。前より進化した踊りが踊れたらいいな」
前回3位、稽古重ね「最高位」に
そして、2026年の大会。
その目標を現実のものとし、最高位の1位を勝ち取った。
片山大岳さん:
「1位とれたことがすごくうれしくて、本当にとれたんだ!みたいなすごい気持ちになりました。前から順位が上がったので、安心して(日本に)帰りました」
白鳥バレエ学園・塚田みほりさん:
「すごく頑張ったと思います。お稽古もしっかり頑張ったし、ダメなところを何回も何回も何回もやる子なので、それのおかげだと思う、努力の子なので」
観客「存在感」「魅せられた」
5月20日に帰国して、2日後には練習を再開。
長野に凱旋して見せたダイナミックな演技は、観客を魅了した。
観客:
「かっこよかったです。すごい存在感があって、出てくるたびに魅せられました」
「キレ味が全然違うなと思って。前から彼はすごくうまくて目立ってましたので、今度のニュースを見てびっくりした」
片山大岳さん:
「きょうは気持ちよく自分に入って踊れました。僕の踊りを見に来ている方もたぶんいますので、この気持ちに応えて気持ちよく見てね!みたいに踊れました」
憧れの存在 先輩・二山治雄さん
そんな片山さんには目標とするダンサーがいる。
2014年にローザンヌ国際バレエコンクールで優勝し、東京バレエ団で活躍する二山治雄さん。
同じ学園の出身で、憧れの先輩だ。
片山大岳さん:
「治雄先生みたいに頑張りたい。治雄先生もいっぱい練習していたと思うので、僕ももっともっと練習してうまくなりたい」
夢は“プロのバレエダンサー”
白鳥バレエ学園・塚田みほりさん:
「やっぱり世界に羽ばたいてほしいなと思います。いっぱい苦しいことがあるけど、全部乗り越えて」
夢は、プロのバレエダンサーになること。
中学1年の12歳は、さらなる成長を目指し、これからも踊り続ける。
片山大岳さん:
「今もうれしいんですけど、また気持ちを入れ替えて練習して頑張りたい。(次の目標は)もっときれいにきちんと踊ること。まだどんどん上にいけると思いますので、もっと頑張りたい」
