東京消防庁によると、きのう、都内で、8歳~100歳の男女224人が、熱中症とみられる症状で、病院に運ばれたことが分かった。1日の熱中症による搬送者数としては今年に入ってから最多で、今年200人を上回るのも初めて。
病院に運ばれた人のうち、20代の男性1人と、70代~90代の女性3人の合わせて4人が重症。また85人が中等症だという。搬送者を年代別に見ると、最も多かったのは80代で60人だった。70代以上が合わせて126人で、全体の半分以上を占めた。
都内の”熱中症”搬送者数は、おととい196人だった。きょうも猛暑日が予想されていて、東京消防庁は、冷房の適切な使用と、こまめに水分をとるよう呼びかけている。