香川県小豆島町(しょうどしまちょう)の寺で、この時期の晴れた日にだけ見ることのできる「夏至観音」が姿を現した。

岩肌に差し込む光と影が描くのは…冠を着け、手に錫杖(しゃくじょう)を持った観音様のシルエット。この時期だけに見られる特別な光景だ。
夏至を挟んだ約50日間、晴れた日の午後の数分間だけ
取材班が訪れた6月8日、香川県小豆島町の小豆島霊場1番札所「洞雲山(どううんざん)」に「夏至観音」が姿を現した。夏至を挟んだ約50日間、午後の数分間だけ見ることができるとして、毎年この時期の島の風物詩となっている。

参拝客:
何回か来たが、きょうが一番美しく見えた

参拝客:
夏至観音を見に来たのは2回目。ニュースやYouTubeでも見ていたが、実際に見るとまた違っていて感動する

洞雲山の夏至観音は、7月10日頃までの間、晴れた日に限って見られるという。
(岡山放送)