セクハラ疑惑が報じられた細田博之衆院議長は26日夜、各党の国会対策委員長らに、「降って湧いた話で、ご迷惑をおかけしている」と述べた。

細田議長は、26日夜、議長公邸に、各党の国会対策委員長や、衆議院の議院運営委員長らを招き、懇談会を開いた。

立憲民主党の馬淵国対委員長は、細田議長が公の場で説明していないことなどを理由に「招待を受けるわけにはいかない」として欠席した。

複数の出席者によると、懇談会で細田議長は、「選挙制度のことで皆さんに怒られ慎んでいたが、また降って湧いた話でご迷惑をおかけしている」との趣旨を述べる一方で、週刊誌報道の真偽を含め、詳細については触れなかったという。

一方、出席者の1人は、細田議長は、全員がそろう前、一部の議員に「週刊誌報道が出て、自分でもどうすれば良いか日々、悩んでいる」と述べたとしている。

細田議長を巡っては、先週に続いて26日発売の「週刊文春」でも女性記者へのセクハラ疑惑が報じられている。

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