5月22日、全国では新たに3万1457人の新型コロナの感染を確認。東京都は3317人で9日連続、前の週の同じ曜日を下回っている。

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こうした中、東京都のリバウンド警戒期間、終了。これまで都の認証を受けた飲食店では原則、利用人数を1テーブル8人以内、滞在時間は2時間以内とするよう求めていたが、5月23日からその人数や時間の制限がなくなった。

都民割りの「もっとTokyo」が6月からスタート

6月中の再開が発表されたのが都民割りの「もっとTokyo」。

小池都知事:
3回目の接種を受けた方などを対象と致しまして「もっとTokyo」を来月中にはトライアル的に開始を致します

東京都民が都内を旅行する際に宿泊だと1泊5000円、日帰りで1回2500円の補助が出る制度。3回のワクチン接種を受けるか、陰性証明を持っている都民が対象となる。

東京・調布駅前にある「ホテルノービス調布」では通常2人で1泊1万6300円の部屋が「もっとTokyo」の割引を使えば2人で6300円、つまり1人3150円で宿泊できるという。

2020年、実施された際にはわずか1日で予約が上限に達したという「もっとTokyo」。6月の再開について聞いてみると…

ホテルノービス調布 野口学支配人:
今度のもっとTokyoに合わせたプラン作りのポップを作っているところでした

すでに自転車で周辺の施設や名物のデカ盛り店を巡る新プランの準備に取りかかっていた。

ホテルノービス調布 野口学支配人:
しっかりと発表があって、よーいドンでスタートできるように準備だけはしっかり整えておいてあるという状況です

政府が発表したマスクの新方針

井上清華アナウンサー:
政府が発表したマスク着用の考え方について改めてみていきます。まずは屋外の場合です。政府は基本的な感染対策としてのマスク着用の位置づけを変更しないとしたうえで周りの人と2メートル以上の距離があれば、会話のあるなしに関わらずマスクを着用する必要はないとしています。一方、距離が確保できない中で会話をする場合はマスクの着用を推奨するとしています。

井上清華アナウンサー:
次は屋内の場合です。周りの人と2メ-トル以上の距離があり、会話をほとんど行わない場合はマスクの着用は必要ありません。それ以外の場合は引き続きマスクの着用を推奨しています。

三宅正治アナウンサー:
マスクを外したときに感染への不安を持つ方、周囲の目が気になってしまう方、多くいらっしゃっると思います。マスクを外してもいいとき、マスクを着用すべきときが誰にも明確になっていくことが望ましいと思います。

(「めざましテレビ」5月23日放送より)