防衛省は、北朝鮮が12日、弾道ミサイル3発を発射したと発表した。
岸防衛相は「許されることではない」として、北朝鮮に抗議を行ったことを明らかにした。
岸防衛相は12日夜、防衛省で会見し、「北朝鮮は18時28分頃、北朝鮮の西岸付近から3発の弾道ミサイルを東方向に向けて発射した」と発表した。
さらに、「最高高度約100キロ程度、距離は、通常の弾道軌道とすれば約350キロ程度飛翔し、落下したのは北朝鮮の東岸の日本海であり、我が国の排他的経済水域(EEZ)外と推定される」とした上で、「現在のところ、航空機や船舶の被害情報は確認されていない」と述べた。
そして、岸防衛相は、「ウクライナへの侵略が発生している中、立て続けにミサイルを発射していることは許されることではない」として、「北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて抗議を行った」と強調した。