JR6社は、今年のゴールデンウィーク中の利用者の実績を発表した。それによると、今年4月28日~5月8日に、新幹線や在来線などを利用した人は、下りが456万人、上りが451万人の合わせて907万人余りにのぼった。

これは、去年の利用者のおよそ2.4倍で、コロナ禍前の2018年と比べると75%まで回復した。東海道新幹線などを運行するJR東海の区間では、2018年の利用者数の79%に達した。JR東日本の利用者数は2018年の69%だった。

今年のゴールデンウィークの利用者の実績について、JR東海では、「緊急事態宣言もなく、去年、おととしと違い、乗客数は良かった。ただ、天気にも恵まれたので、もう少し増えると思っていた」などと分析。

またJR東日本では「乗客数が増えたことは素直に良かった。曜日の並びによって最大10連休だったので、もう少し良ければと思っている」としている。