明治安田生命が発表した「家計に関するアンケート調査」によると、今年のゴールデンウィークに使う平均予算は「2万9544円」で、去年の2万463円の1.4倍に増加した。
ゴールデンウィークの過ごし方は、「自宅で過ごす」が56%と最も多くなったものの、「国内旅行」と答えた人が11.2%と去年の2倍以上に増えた。
コロナ禍で「巣ごもりゴールデンウィーク」が続いていたが、どこの地域にも緊急事態宣言が出ていないゴールデンウイークは3年ぶり。
また、夫のおこづかいの月平均が3万3435円と3年ぶりに増加した一方で、現在の物価高による家計への影響を感じている人がおよそ9割に達した。
明治安田生命は「物価高は少なくともあと1年程度は続く可能性が高く、賢い家計防衛策が必要になる」と指摘している。