学生の就職活動におけるインターンシップについて5日間以上などとする基準をまとめた。

経団連・十倉会長「職場での実務実習、これがもう不可欠になります。そういうのは1日2日でできるもんじゃありません」

経団連と大学で構成する産学協議会はきょう会合を開き、定義があいまいだったインターンシップについて新たな報告書をまとめた。

報告書では、インターンの基準として大学3年生以上で、短期のものは5日間以上、長期のものは2週間以上などとした上で、いずれも半分以上を就業体験に充てることととしている。

また、インターンで企業が得た学生の評価などの情報を採用活動にも活用できるようにすべきだとしていて、今年度中に政府と合意したい考え。

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