東京電力管内での大規模停電は、ブラックアウトと呼ばれる大規模停電を防ぐためのシステムが作動していた事が分かりました。
地震による発電・送電設備の損傷などで電力の需給バランスが崩れた場合、ブラックアウトと呼ばれる大規模な停電が発生します。
東京電力パワーグリッドによりますと、今回の地震で、ブラックアウトを防ぐために自動的に需要側をストップするUFRというシステムが作動したということです。
システム作動などにより、地震発生直後は、東京電力管内で200万件以上の停電が発生していましたが、午前0時37分以降、順次送電を再開した結果、午前1時30分現在、停電件数はおよそ50万件まで減少しています。