サッカー日本代表の森保一監督は11日、首相官邸を訪れ、岸田首相から激励を受けた。
森保監督は岸田首相との面会の中で、「岸田首相をはじめ、政府各省庁の皆さんの協力、そして地方行政の皆さんであったり、エッセンシャルワーカーの皆さんの日頃の尽力のおかげで、我々が活動させていただいている」と、コロナ禍でのサッカー日本代表への協力について、感謝の思いを岸田首相に伝えた。
サッカー日本代表は、24日のオーストラリア戦に勝利すれば、ワールドカップの7大会連続7回目の本大会への出場を決める。
岸田首相は「いい準備をして、次のオーストラリア戦に勝って、ワールドカップ出場を決めて欲しい。日本に笑顔と元気を届けて欲しい」と森保監督を激励した。
また森保監督は、コロナ禍や災害の影響で苦しんでいる人に対し、「励ましのメッセージを送れるように、寄り添って、我々代表チームが頑張っている姿を見せて、元気を持ってもらいたい」と述べた。
さらにウクライナ情勢を巡っては、自身が被爆地の長崎で生まれ、広島で30年近く生活してきたことに触れた上で「どんな理由があっても武力を行使するということはあってはいけない」と強調した。