政府は7日、ロシアによるウクライナ侵攻を踏まえた日本の一連の対応について、日本語、英語、中国語に加え、新たにウクライナ語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、スペイン語版を首相官邸ホームページに掲載した。
異例の8カ国語での発信には「ロシアに厳しい制裁を科しつつ、積極的にウクライナ支援を推進するとのメッセージも含まれる」(政府関係者)という。
「日本はウクライナと共にある」との表題とともに、ウクライナからの避難民受け入れ、プーチン大統領らの資産凍結、国際銀行間通信協会(SWIFT)からのロシアの銀行排除など、制裁項目を列挙し、日本の対応をアピールしている。
岸田首相も国際社会の結束を重視していて、一致したロシアへの厳しい姿勢を示す狙い。