女子バスケットボール、Wリーグは2月26日(土)、27日(日)の2日間、各地でレギュラーシーズンの14週目が行われた。4月から始まるプレーオフ進出をかけた戦いもいよいよ終盤戦。
また、開幕の日程がチームによって違ったことや新型コロナウイルスの影響で中止になった試合があったことなどで、各チームここまで行われた試合数が異なる。
レギュラーシーズンは1チームあたり24試合が予定されており、この週を持って、シャンソン化粧品シャンソンVマジックと、プレステージ・インターナショナル アランマーレ(以下、アランマーレ秋田)は、全ての試合が開催され、レギュラーシーズン終了となった。
ホームゲーム最終週に新潟のファンへ届けた初勝利

このレギュラーシーズンで唯一白星がなかった新潟アルビレックスBBラビッツが、ホームで初勝利を挙げた。阿賀野市水原総合体育館で行われたアランマーレ秋田とのGAME1で、82-69と勝利。
GAME2は67-78と敗れたが、レギュラーシーズン最後のホームゲームで地元のファンに勝利を届けることができた。
金沢みどり選手、中村華祈選手が15得点、宮坂桃菜選手が14得点と牽引した。開幕から20連敗と苦しい時間が長く続いたが、最後のホームゲームで勝利を飾ることができた。新潟は、次の週が今季最後の試合となる。

一方、アランマーレ秋田はこの週を持ってレギュラーシーズンが終了。GAME2で勝利したことにより、最後の試合を勝利で締め括った。
17年ぶりの新規参入チーム、また東北で唯一のWリーグのチームとなった今季。成績は2勝22敗で終えたが、初舞台の経験を2年目へどう繋げていくか、更なる飛躍を期待したい。
3チームがプレーオフ進出を決め、残る枠は1つ

この週を持って、シャンソン化粧品シャンソンVマジック、トヨタ紡織サンシャインラビッツ、三菱電機コアラーズの3チームがプレーオフ進出を決めた。


4月から始まるプレーオフには、レギュラーシーズン上位8チームが進出。ここまで富士通レッドウェーブ、ENEOSサンフラワーズ、トヨタ自動車アンテロープス、デンソーアイリスが既に出場権を獲得している。上記3チームが決定したことで、7チームが決まり、残る枠は1つとなった。
しかし、次の第15週行われる予定だった、東京羽田ヴィッキーズ対日立ハイテククーガーズ、山梨クィーンビーズ対三菱電機コアラーズの試合が、新型コロナウイルスの影響で中止となり、最後の一枠の決定は翌週に持ち越されることになった。
3月5日(土)、6日(日)は代々木第二体育館で4試合が予定されている。