女子バスケットボール日本代表は、オーストラリア・シドニーで開幕した『FIBA女子バスケットボールワールドカップ』に参戦している。

優勝したチームは、2024年に控えるパリオリンピックへの出場権を獲得する。

4大会連続、14回目の本戦出場となる女子日本代表は、”金メダル獲得”を目標に掲げ、この大会に臨んでいる。FIBAランキング8位の日本は、1戦目、37位のマリとの初戦に89-57と快勝するも、2戦目の10位セルビア戦では69-64と惜しくも敗戦。ここまで1勝1敗で3戦目を迎えた。

格上・カナダに挑んだ女子日本代表(C)FIBA
格上・カナダに挑んだ女子日本代表(C)FIBA
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25日の3戦目の相手は、4位のカナダ。カナダはここまで、セルビア、フランスに2勝と勢いそのままに日本戦へ臨んだ。

2月に大阪で行われたワールドカップ予選で対戦している両者。その試合、一時はカナダが20点のリードを奪ったが、日本は後半怒涛の追い上げを見せ、オーバータイムまでもつれ込んだ。結果は日本の大逆転勝利、底力を発揮した試合となった。

カナダの堅い守り 日本は本来の力を発揮できず

カナダ戦でもスターターに選ばれた赤穂ひまわり選手(C)FIBA
カナダ戦でもスターターに選ばれた赤穂ひまわり選手(C)FIBA

スタートは、#8髙田真希選手(デンソーアイリス)、#10渡嘉敷来夢選手(ENEOSサンフラワーズ)、#32宮崎早織選手(ENEOSサンフラワーズ)、#75東藤なな子選手(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)、#88赤穂ひまわり選手(デンソーアイリス)。

今大会初の先発出場となった渡嘉敷来夢選手(C)FIBA
今大会初の先発出場となった渡嘉敷来夢選手(C)FIBA

1、2戦目とはスタートのメンバーを入れ替え臨んだ3戦目。今大会初の先発出場となった渡嘉敷選手の3ポイントシュートから試合に入っていく。

持ち味である激しいディフェンスも見せるが、逆に日本もカナダの守備に攻めあぐね、12-20とリードを許す。

第2クォーターでドライブで得点を重ねた東藤なな子選手(C)FIBA
第2クォーターでドライブで得点を重ねた東藤なな子選手(C)FIBA

第2クォーターの入りは日本ペース。髙田選手や東藤選手のドライブで得点を重ねる。点差を縮めていくが、カナダもインサイドを中心に点を重ね、その追随を許さない。

日本はターンオーバーも増えリズムを掴めず、25-41とカナダのリードで前半を終える。

3本の3ポイントシュートを決めたオコエ桃仁花選手(C)FIBA
3本の3ポイントシュートを決めたオコエ桃仁花選手(C)FIBA

後半の入りも主導権はカナダ。

#99オコエ桃仁花選手がこの試合3本目の3ポイントシュートを沈めるが、その後もなかなか流れを手繰り寄せることができない。カナダにバスケットカウントを許す場面も。39-61と更にリードを広げられる苦しい展開となった。

最後まで諦めずにリングへ向かった山本麻衣選手(C))FIBA
最後まで諦めずにリングへ向かった山本麻衣選手(C))FIBA

最後の10分で追い上げることができるか。

日本は積極的にシュートを狙っていくが、カナダの守りを崩すことができない。最後まで諦めずにリングに向かい#32山本麻衣選手がバスケットカウントをもぎ取るが、奮闘及ばず最終スコアは56-70で敗戦。

これで日本はグループリーグ1勝2敗、カナダは3勝となった。

最後まで諦めない日本 4度目のワールドカップを戦う髙田主将がチームを牽引

プレーで引っ張ったのはキャプテンの髙田真希選手だった。

この試合チームハイの11得点と奮闘、最後まで諦めない姿はまさに日本の真骨頂とも言える。髙田選手はこの大会で自身4度目のワールドカップ出場となった。

プレーでチームを引っ張ったキャプテン・髙田真希選手(C)FIBA
プレーでチームを引っ張ったキャプテン・髙田真希選手(C)FIBA

4度目の出場は女子日本代表史上、最多回数。東京オリンピックも主将としてチームを支え、日本は見事銀メダルを獲得した。

世界から追われる立場となり迎えたこのワールドカップ。プレーだけでなく精神的支柱ともなる髙田選手は、セルビア戦の後「トーナメントではないのでグループを少しでもいい順位で突破したい」とコメント。連戦のなかでキャプテンが日本をどう牽引していくか、注目である。

4戦目の相手はフランス 決勝トーナメント進出へ向けた大一番!

次はFIBAランキング6位のフランスとの戦いが待っている。

フランスはここまで、オーストラリアとマリに勝利、カナダに敗れ2勝1敗。日本とフランスは東京オリンピックで対戦しており、1次リーグは74-70、準決勝では87-71といずれも接戦を日本が制している。

また、今回オーストラリアに渡ってからもテストマッチを行っており、69-59で日本が勝利。フランスとしてはもう負けられない相手であろうことは想像に難くない。

このワールドカップへは世界から12チームが出場している。現在行われているのは6チームずつ2つのグループに分かれた1回戦、総当たりの予選ラウンド。

各グループ上位4チームが決勝トーナメントへと進むことができる。日本はここまで1勝2敗。決勝トーナメントへ進むためにも、次のフランス戦は大一番となる。

CSフジテレビNEXTで生放送
FIBA女子バスケットボールワールドカップ2022

9月26日(月) 14:50~日本(FIBAランク8位)×フランス(6位)
9月27日(火) 19:20~日本×オーストラリア(3位)
9月29日(木)準々決勝  ※日本戦のみ
9月30日(金)準決勝    ※2試合目はCSフジテレビONEで生放送
10月1日(土)3位決定戦、決勝