女子バスケットボール日本代表は、オーストラリア・シドニーで開幕した『FIBA女子バスケットボールワールドカップ』に参戦している。優勝したチームは、2024年に控えるパリオリンピックへの出場権を獲得する。

4大会連続、14回目の本戦出場となる女子日本代表は、”金メダル獲得”を目標に掲げ、この大会に臨んでいる。FIBAランキング8位の日本は、昨日同37位のマリとの初戦に89-57と快勝した。

“金メダル獲得”を目標に臨む日本代表(C)FIBA
“金メダル獲得”を目標に臨む日本代表(C)FIBA
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23日の2戦目の相手は、FIBAランキング10位のセルビア。セルビアは初戦のカナダ(同4位)との試合を67-60と落とし、日本戦へはさらにギアを上げて臨んでくることが予想された。

マリーナ・マルコヴィッチHCと初の国際大会での対戦となった髙田真希選手(C)FIBA
マリーナ・マルコヴィッチHCと初の国際大会での対戦となった髙田真希選手(C)FIBA

また、マリーナ・マルコヴィッチヘッドコーチは、昨シーズンまでWリーグ、デンソーアイリスのヘッドコーチを務めていて、髙田真希主将と赤穂ひまわり副主将にとっては、師弟対決。

日本をよく知る指揮官と、国際大会で初めての対戦となった。

立ち上がりはセルビアペース、徐々に差を詰めるAKATSUKI JAPAN

初戦に続きスターターとなったオコエ桃仁花選手(左)と赤穂ひまわり選手(右)(C)FIBA
初戦に続きスターターとなったオコエ桃仁花選手(左)と赤穂ひまわり選手(右)(C)FIBA

スタートの5人は初戦と同じ、#8髙田真希選手(デンソーアイリス)、#23山本麻衣選手(トヨタ自動車アンテロープス)、#75東藤なな子選手(トヨタ紡織サンシャインラビッツ)、#88赤穂ひまわり選手(デンソーアイリス)、#99オコエ桃仁花選手(富士通レッドウェーブ)。

先に主導権を握ったのはセルビア。立ち上がりから3ポイントシュートを決め、外角のシュートを積極的に狙う。日本はターンオーバーが続き、なかなか得点に繋げられなかった。最初の10分、24-9と大きくリードを許す。

第2クォーターで3ポイントシュート2本を決めた平下愛佳選手(C)FIBA
第2クォーターで3ポイントシュート2本を決めた平下愛佳選手(C)FIBA

しかし第2クォーターは日本も勝負所でしっかりとシュートを決めた。初戦17得点の活躍だったチーム最年少、20歳の平下愛佳選手はこのクォーターで3ポイントシュート2本を沈める。また日本は、速攻で得点を重ねる場面も増え、ペースを掴む。逆転には一歩届かず、前半は38-34とセルビアリードのまま終えた。

第3クォーター終了間際にひとケタ点差に戻した安間志織選手(C)FIBA
第3クォーター終了間際にひとケタ点差に戻した安間志織選手(C)FIBA

一気に追いつきたい日本だが、後半の入りもセルビアの時間となった。日本は得点を重ねることができず、差は再び2桁に。第3クォーター終了間際に安間志織選手がなんとかレイアップでねじ込み、54-46とひとケタ得点差とした。

最終クォーター、なんとか追い上げたい日本はより激しいディフェンスからセルビアのミスを誘う。流れを手繰り寄せたのは、宮崎早織選手。3ポイントシュート、スピードを活かしたスティールからの得点と躍動した。そこから5点差まで詰めるも時間切れ、69-64で敗戦となった。

“スピードスター・宮崎”が魅せた! 日本を勝利に導けるか

勝負の第4クォーター、日本に流れを呼び込んだのは宮崎早織選手だった。3ポイントシュートを沈めると、スピードを活かしたプレーを連発。Wリーグでは「スピードスター」の異名を持つ。試合には敗れたが、最後まで諦めない姿勢を自らの持ち味で示した。

スピードを活かしたプレーを連発させた宮崎早織選手(C)FIBA
スピードを活かしたプレーを連発させた宮崎早織選手(C)FIBA

女子日本代表の熾烈なポイントガードポジション争いを勝ち取り、今回のワールドカップに臨んでいる宮崎選手。大会前には「流れを変えられるように、どのタイミングで出ても自分らしいプレーをしたい」と話した。

このあとも続く世界の競合との戦いで、彼女のスピードは必ず日本を救うだろう。

次戦は予選でも戦ったカナダとの一戦…思い出される大逆転劇

3戦目は25日、FIBAランキング4位のカナダと戦う。2月に大阪で行われたワールドカップ予選で対戦しているカナダだが、その試合はオーバータイムまでもつれ込む激戦となった。

前半はカナダにリードを許すが後半怒涛の追い上げを見せ、延長戦で見事、86-79と勝ち切った。一時は20点差まで開いたが、追い上げて臨んだ延長戦最後の5分は日本が主導権を握る展開となった。

ワールドカップグループラウンドで1勝1敗となった日本。FIBAランキングでは上位のカナダだが、日本らしさを存分に発揮し、勝利を掴むことを期待したい。

CSフジテレビNEXTで生放送
FIBA女子バスケットボールワールドカップ2022

9月25日(日) 19:20~日本(FIBAランク8位)×カナダ(4位)
9月26日(月) 14:50~日本×フランス(6位)
9月27日(火) 19:20~日本×オーストラリア(3位)
9月29日(木)準々決勝 ※日本戦のみ
9月30日(金)準決勝※2試合目はCSフジテレビONEで生放送
10月1日(土)3位決定戦、決勝