千葉市で目の前に迫ってくる逆走車がカメラに捉えられた。撮影者はクラクションを鳴らしたことで事故は逃れたが、あわや事故の瞬間だった。
一方、神奈川県では車道の“ど真ん中”を走る自転車。群馬県では横断歩道の信号が赤にも関わらず、車が行き交う道路を渡る人が確認されており、周囲を巻き込む事故につながりかねない事例が続いている。
逆走車が眼前に迫る…高齢女性が運転か
千葉市の道路で6月9日午後1時過ぎ、ドライバーが目にしたのはこちらに向けられたヘッドライトだ。ドライバーの目の前に迫ってきたのは、逆走車だった。
当時を振り返り、ドライバーは「自分もびっくりして、とりあえずクラクションずっと鳴らして気付かせることに必死で」と話した。

ドライバーはとっさにクラクションを鳴らし、逆走車に注意を呼びかけた。車は逆走していたことに気がついたのか、その場で停止した。
ドライバーによると、運転していたのは80代くらいの高齢女性だったという。
また、女性の様子についてドライバーは「ボーッとした感じで、こっちが言ったことに対して無表情だったので」と話している。
あわや一大事!車道を走る自転車にヒヤリ
一方、神奈川・平塚市で6月23日午後3時頃に撮影されたのは、周りのことなどお構いなしで危険を顧みず、車道のど真ん中を走る自転車だった。
遭遇した撮影者は「自転車がよろけないかだけが心配で。どうすればいいの、どうすればいいのという感じ」と話した。

撮影者によると、自転車に乗っていたのは高齢とみられる男性で慌てる様子はなかったという。
今回の出来事を振り返り撮影者は「万が一、自転車を引っかけて加害者になってしまったらと思うと怖いので、皆さんに安全運転の意識を高めていただきたい」と語っている。
なぜ?信号無視で横断歩道を渡る女性
さらに群馬・高崎市で6月6日午後6時半頃、こちらでも“我が道を行く”人物の姿が撮影されていた。

この日、画面左側で歩道に座っていた女性が突然、むくっと起き上がった。次の瞬間、車が行き交う道路で横断歩道の信号が赤にも関わらず、スタスタと渡っていった。
撮影者は「自分も何が起こったのか分からなくて…現実離れしているような空間になってました」と話している。
(「イット!」 6月30日放送より)