地域活性化の起爆剤となるか、大きな期待が寄せられている。
広島・三原市の市民や飲食店、行政などが一丸となって挑む、三原の魅力を詰め込んだプリンづくり。
そこに懸ける思いに迫った。

街をあげた“一大プロジェクト”進行中

中四国地方のほぼ中心に位置する三原市。
いま、街をあげて全力を注ぐ、一大プロジェクトが進められている。

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加藤雅也キャスター:
三原市の飲食店です。こちらでは現在、三原の新名物誕生に向けて、いま試作が行われています。いったい、どのようなものができあがるのでしょうか

ダイニング&バー サカナザ・小泉槙一郎社長:
これはニンジンのプリンですね。三原というまちは、野菜がすごくおいしいまちなので…

実は、こちらの飲食店が試作を重ねているのは、来週審査が行われる「広島みはらプリン」の認定を目指したオリジナルプリン。

「広島みはらプリン」とは、三原市民や事業者が、地元の食材を使い、三原のまちや食材への思いを表現するプリン。

2021年11月からアイデアレシピを募集し、認定を目指して、18店舗25品がエントリーしている。
しかし、なぜ三原で「プリン」なのだろうか?

三原の魅力を全国に「プリンを通して1つに」

三原商工会議所 商工振興課・星野佑介課長:
三原市は人口減少してきていて、2年ほど前から構想というか、三原が1つにまとまって、全国に三原を発信する取り組みをしないといけないんじゃないかという危機感というか、取り組みが始まって

三原商工会議所 商工振興課・星野佑介課長:
三原は豊富な食材がいっぱいあるので、それを1つの中にいろいろな形で巻き込めるものを探していたときに、プリンというものがピタッとハマった

広島空港も民営化され、中四国の“ハブ空港”へと歩みを進める中、三原市全体がプリンを通して1つとなり、全国に三原の魅力を発信したい…。

一般的な甘い“デザートプリン”だけでなく、まだまだ日本に定着していない、農畜産物を入れた、おかずになる“デリカプリン”も開発する。

約2カ月かけて、こだわりのプリンを作りあげたダイニングバーでは…

ダイニング&バー サカナザ・小泉槙一郎社長:
ホウレンソウとか、いろいろな野菜を試作して、(ニンジンは)色合い的にもきれいだし、すごく自然の甘味がありますので…

“三原を活気づけ、みんなを笑顔にしたい”との思いを込めた、キャロットプリンが完成。
前菜や、ちょっとおなかがすいたときの間食にも楽しめる。

特別に試食させてもらうと…

加藤雅也キャスター:
素材の甘味もあるが、「お総菜」という感じで、一品としていただきたい味がします

このほかにも、メープルや豆腐屋の豆乳を使ったプリンなど、5種類で審査に臨むという。

ダイニング&バー サカナザ・小泉槙一郎社長:
熱い思いを感じてもらって、審査員の方に、思いが伝わったらいいなと思う

“「ゆめ」をつめて、「まち」をひとつに”。
審査・認定式が行われ、今後は全国のプリンを集めたマルシェの開催などを通して、「プリンといえば三原」を、さらに定着させていきたいとも意気込んでいる。

(テレビ新広島)