ロシアのウクライナ侵攻を協議するため、アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談が、日本時間の19日午前2時20分頃から始まりました。
ゼレンスキー氏は黒のシャツに黒のジャケットを着用し、会談に臨んでいます。
アメリカメディアによると、激しい口論が展開された2025年2月の首脳会談を踏まえて、ホワイトハウス側からゼレンスキー氏側に対し、スーツの着用の要請があったということです。
両者のホワイトハウスでの会談は、半年ぶりとなります。
15日の米露首脳会談を踏まえトランプ氏は、ゼレンスキー氏に対し即時停戦ではなく、プーチン大統領が求める和平合意の受け入れを迫る考えです。
会談ではNATO(北大西洋条約機構)が定める集団的自衛権のような安全保障にアメリカやヨーロッパ各国が関与することを引き換えに領土の割譲を求めるものとみられ、ゼレンスキー氏の判断が注目されます。