FNNのまとめによると、8日、全国の自治体が発表した新型コロナウイルスに感染者数は10万770人にのぼった。先週の火曜日(2月1日)は8万3723人だった。

東京都では、1万7113人の感染が確認された。火曜日としては過去最多の感染者数となった。大阪府は、8日、2万609人の感染者が確認されたと発表した。このうちおよそ9000人は、大阪市保健所の業務ひっ迫などで計上が遅れていた感染者だという。

全国で、1日の感染者数が過去最多となったのは、静岡県が2068人、滋賀県が1389人、奈良県が1188人、大分県が523人となっている。

また、全国で、感染者のうち155人の死亡が報告された。1日の死者数としては今年最多。大阪府で29人、神奈川県で14人、福岡県で14人、兵庫県13人、東京都で11人の死亡がそれぞれ発表されている。先週以降、全国で報告される死者数が、100人を超える日が増えている。

一方、厚生労働省によると、きのう時点での新型コロナウイルスの全国の重症者は1141人で、前の日から2人減った。全国の重症者はおよそ1カ月ぶりに減少したものの、5日連続で1000人を超えている。

オミクロン株は、比較的、重症化リスクが低いとされてきたが、感染急拡大により、重症者も増え、それに伴い、死者数も増加している形となった。

(自治体の発表数としては過去2番目の多さとなりましたが、大阪府で、計上遅れが起きているため、8日分は、これまでの感染者数の集計には含まないことにします)

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