コロナ禍ならではの取り組み。JR西日本岡山支社が行う、駅員のいない駅「無人駅」を活用した鉄道員の働き方改革が、いま注目を集めている。

“駅員ではない”無人駅に出勤するJR西日本社員

JR伯備線の清音駅は、2021年4月から駐在の駅員がいない、無人駅になった。

JR伯備線清音駅
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(Q.駅員ですか?)
JR西日本岡山支社 駅業務課・三原哲さん:

いえ、駅員ではないです。JRの社員ですが、こちらの清音駅でテレワークをしています

清音駅でテレワークをしているJR西日本岡山支社 駅業務課・三原哲さん

JR西日本岡山支社 駅業務課・三原哲さん:
ここは駅員がいた時に休憩するスペースでした

森夏美アナウンサー:
国鉄と書いています。歴史を感じますね

JR西日本岡山支社 駅業務課・三原哲さん:
こちらが私の作業スペースになります

無人駅でテレワークする三原さんの作業スペース

JR西日本岡山支社 駅業務課の三原哲さん。コロナ禍の分散勤務で週1~2日、不定期で無人駅に出勤している。

2020年5月から始まったJR西日本初のこの取り組み。
電話やパソコンの有線、コピー機など、元々あった設備をそのまま使えるため、かかった初期投資はゼロ。
現在は、岡山支社管内13の無人駅を活用し、約50人の社員がテレワークを行っている。

初期投資ゼロ 無人駅活用のテレワーク

「すぐに社員が対応できる」本来の目的以上のメリットも

JR西日本岡山支社 駅業務課・三原哲さん:
こちらは朝、清掃巡回した時に拾得したものです。無人駅に人がいることで、こういった対応もすぐにできると考えています

通常業務以外に駅構内の清掃をはじめ、急病人や改札機のトラブルなど、緊急時にも対応でき、結果的に社員の分散勤務という本来の目的以上のメリットがあったという。

駅構内を清掃するJR西日本岡山支社 駅業務課・三原哲さん

JR西日本岡山支社 駅業務課・三原哲さん:
無人駅にいることで、すぐに社員が対応できる。そういった面で、管理する駅も助かっている面が(あります)。自宅ではなく、こういった所に社員が来ることで、作業のオンオフができると思います

JR西日本岡山支社 駅業務課・三原哲さん

コロナ禍だからこそ生まれた鉄道員の新たな働き方、「無人駅テレワーク」。
JR西日本によると、感染収束後も取り組みは続けていくという。

(岡山放送)

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