灯油が高く、部屋の温度を下げて"節約"という方も多いと思うが、そんな時におすすめなのが身体があたたまる料理だ。
体をポカポカあたためてくれる、まるで"カイロ"のような料理で温まってみてはいかがだろうか。これを食べれば体の芯からポッカポカ。厳しい寒さも吹き飛ぶ料理をご紹介する。

札幌市北区にある担々麺の専門店「175°DENO担担麺」。

この店に新たなメニューが登場した。それが「花椒薬膳のチキンカレー」だ。

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175°DENO担担麺 広報担当 白倉 直行さん:
花椒薬膳カレーで基幹アイテムのしびれのもと、花椒を添加しております

しびれるスパイス「花椒」をカレーに

花椒とは、山椒の一種で中華料理に特有のしびれる辛さを引き出すスパイス。

この店では担々麺を作るノウハウをカレーに応用し、パキスタン風の無水カレーを完成させた。
その味は…

新崎 真倫 記者:
一口食べてしびれというか、さわやかさもあるが、ちょっとカレーとは違う変わった深みのあるスパイシーさが口の中に広がる。じんわり体の内側からあたためてくれるような、スパイシーな感覚ですね

175°DENO担担麺 広報担当 白倉 直行さん:
体がじんわりとあたたまるカレーとなっています。担々麺以外でもカレーでしびれが楽しめるということで、客から好評の声をいただいている

いま流行りのフードデリバリーサービスでは、花椒入りの薬膳カレーが札幌市の人気ランキングトップ5に入るほどの大ヒット。ますます売り上げを伸ばしている。

一方、札幌市南区の住宅街にある中華食堂やまちゃん。
こちらの店のおすすめはマーボー豆腐だ。

本格的な「マーボー豆腐」にも"花椒パワー"

中華食堂やまちゃん 山崎 武彦さん:
四川料理を作っていたので、本格的なマーボー豆腐をということで2種類のマーボー豆腐を出すことにした

この店で提供するのは"四川麻婆豆腐"と"陳麻婆豆腐"の2種類。

店自慢の"陳麻婆豆腐"の材料は、3種類の唐辛子に2種類の豆板醤など。

店で細かく砕いた花椒を最後にたっぷり投入。辛さの頂点を極めた逸品だ。
調理する山崎さんですら、舌がしびれるため味見はしないという"陳麻婆豆腐"。

普通のマーボー豆腐と食べ比べてみると…

新崎 真倫 記者:
まず普通のマーボー豆腐から。ピリッと辛みがありますが、見た目の赤さほど辛くはないです

新崎 真倫 記者:
では次に"陳麻婆豆腐"の方をいただきます。全然違う…。口の中に辛さとしびれの余韻がずっと残って、どんどん食べ進めたくなる感じ。体の芯からというよりも、内臓が直に熱くなっている感じです

多くの客が馴染みのある"四川麻婆豆腐"を注文するというが、店主の山崎さんは寒い冬こそしびれる"陳麻婆豆腐"がおすすめだという。

中華食堂やまちゃん 山崎 武彦さん:
この時期なので、思い切って"陳麻婆豆腐"の方も食べて、体の中からあたたまるものがいろいろ入っているのでぜひ体験していただきたい

体を芯から温めてくれる花椒を使った料理。しびれる辛さが、しばれる冬を吹き飛ばしてくれる。

「漢方薬」としても使われる"花椒"

ちなみに「花椒」は漢方薬としても使われている。

札幌の漢方薬店、日諸木(ひもろぎ)宮の森煎じ漢方薬局の長塚友子さんによると、「花椒」は脾臓・胃・腎臓をあたためる作用があると言われてる。

同じような作用を持つ「生姜」は肺・胃・心臓をあたためると言われ、「花椒」とは作用する部位が異なっているという事だ。

(北海道文化放送)

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