新居浜と西条の秋祭りは、2021年も太鼓台やだんじりの運行は自粛された。そんな中、今 地元ではお祭りスイーツが話題となっている。

早戸敦子リポーター:
コロナ禍で様々なお祭りが中止となる中、地域のお祭りをこだわりのスイーツで盛り上げようとするお店があるんです。それが「菓子工房 心」さんです

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愛媛・西条市飯岡で、こだわりの自家製ケーキやマカロンなどを販売する「菓子工房 心」。リアリティのある立体デコレーションケーキが話題の、知る人ぞ知るスイーツ店。

お祭りの「太鼓台」をケーキで再現

早戸敦子リポーター:
スイーツでお祭りを盛り上げると聞いたんですけど、どういうことなんですか

菓子工房 心・大地加奈子さん:
太鼓台のケーキになります

こちらでは、3年ほど前から新居浜太鼓台と西条のだんじりの立体デコレーションケーキを作っている。

菓子工房 心・大地加奈子さん:
お客さまが「これを作ってほしいです」って、写真を持ってこられたんです。それがきっかけで作り始めました

夫の康博さんが焼いたスポンジに、妻の加奈子さんが10色以上の生クリームを作り、立体のデザインを描いていく。ケーキはひとつひとつがオーダーメイドで、太鼓台のケーキは写真などをもとに精密な絵柄を再現。

細かい図柄を描く秘密は、「コルネ」と呼ばれる「搾り紙」。

菓子工房 心・大地加奈子さん:
これがコルネなんですけど、自分で好きな大きさに搾り口を変えれるというか、太さを変えられるので

工程ごとに先端の搾り口の太さを調整しながら、一本一本繊細な線を描いていく。

早戸敦子リポーター:
細かい、気が遠くなるくらいの作業ですね

1つ作るのに1時間半から2時間以上かかることもあるという。生クリームが溶けて線が崩れないよう、冷蔵庫で何度も冷やして固めながらの根気のいる作業。そして、2時間あまりかけて…

菓子工房 心・大地加奈子さん:
完成しました

早戸敦子リポーター:
実際こうやって近くで見ると、立体感に圧倒されますね

できあがったのは、地元の飯積神社の「飯岡本郷太鼓台」。細かい龍の鱗から、上幕の天照大神の図柄まで再現されている。

菓子工房 心・大地加奈子さん:
本当はもっと細かくしたいんですけど、(コルネ)ペンの限界が(笑)

卵や砂糖など素材にもこだわっている太鼓台ケーキの味は。

早戸敦子リポーター:
もったいないから、どこから食べようってことになりますね。深みのある味わいといいますか、見た目のインパクトに負けない上品な味わいです

菓子工房 心・大地加奈子さん:
来年は(祭りが)できるといいなと。やっぱり本当のお祭りとケーキと一緒に楽しんでもらえるのが一番いいなと思います

(テレビ愛媛)