吉備の国、岡山の「桃太郎伝説」にちなんだ体験を楽しめるプロジェクトが、岡山市などで行われている。その魅力を森夏美アナウンサーが調査した。

桃太郎のモデル「吉備津彦命」を祀る吉備津神社

岡山の象徴といえば、桃太郎。この「桃太郎伝説」にちなんだ体験型のプログラムが岡山市、倉敷市、総社市、赤磐市で行われている。好奇心をかき立てられるその体験とは?

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やってきたのは、岡山市の吉備津神社。こちらには桃太郎のモデルとされる吉備津彦命が祀られている。

10月8日から始まったプロジェクトは、日本遺産「桃太郎伝説の生まれたまち おかやま」に登録された4つの市が連携し、3年前から実施しているもの。

各施設で提供されるご当地ならではの体験は、全部で30。中でも2021年初参加の吉備津神社では、今回だけの特別なプログラムが用意されている。

吉備津神社・上西謙介禰宜:
国宝建造物なので一般的には入れないが、この機会にぜひ参拝してもらえれば

森夏美アナウンサー:
中に入ると荘厳さが増しますね

吉備津神社・上西謙介禰宜:
この建物は約600年前、西暦1425年に完成したものです。ちょうど室町時代ですね。

おはらいを受け、いよいよ御本殿の中へ。

森夏美アナウンサー:
とても600年前に建てられたとは思えない

吉備津神社・上西謙介禰宜:
外から見るのとは、雰囲気が全然違うのではないでしょうか

御神前に玉串をささげたあとは、案内を受けながら御本殿の裏側を見学する貴重な時間も。

吉備津神社・上西謙介禰宜:
こちらには、桃太郎に退治された鬼が祀られています。鬼の一族は、吉備津彦命に従って吉備の国の平和に力を尽くしたとされている

吉備津神社・上西謙介禰宜:
この狛犬は、国の重要文化財になっていて木造です。古い時代になればなるほど、御神前や平安貴族など寝室の入り口に置かれました

さらにプログラムの最後には、鬼の首が埋められているとされる御釜殿で、釜の鳴る音で吉凶を占う鳴釜神事を体感することができる。

この吉備津神社の体験プログラムは事前予約制で、10月24日と25日、30日の3日間行われる予定。

桃太郎モチーフのタイルで「モザイクアート」に挑戦

続いてやってきたのは、城下町の街並みが残る岡山市の足守地区。

陶芸施設「足守プラザ」の工房で体験できるのが、桃太郎伝説に登場するキャラクターなどをモチーフにしたタイルを使った「モザイクアート」。

森夏美アナウンサー:
どのように使っていくんでしょうか?

足守プラザ・長瀬由紀子副館長:
好きなものを選んで、枠にはめて接着剤で貼るだけです

タイルは、このプログラムのために作られた足守プラザオリジナルで、1つ1つすべて手作り。

作業すること約10分。

森夏美アナウンサー:
完成しました!けっこうかわいくできたんじゃないかなと思います。自信作です

こちらのモザイクアートは、11月2日から12月28日まで楽しむことができる(事前予約制)。

岡山市産業観光局・増田美華さん:
桃太郎の物語にゆかりのある場所や古墳など、古代の吉備の遺産をめぐって、あらためて「岡山にもこんないいものがあったんだ」と発見してもらえる機会になればと思っています

岡山の歴史や魅力を再発見するきっかけに。みなさんもあなただけの桃太郎体験をしてみてはいかが?

(岡山放送)