映画「恋する寄生虫」の舞台あいさつが行われ、ダブル主演の林遣都(30)さん、小松菜奈(25)さんが登壇した。めざましテレビの取材では、2人の依存するほど好きなものや、「なじめないルール」について語っている。

「恋する寄生虫」完成披露試写会 舞台挨拶 東京・新宿
「恋する寄生虫」完成披露試写会 舞台挨拶 東京・新宿
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林遣都のあだ名は「ケント・デリカット」

新鋭作家・三秋縋さんのベストセラー小説「恋する寄生虫」を原案に、孤独な2人が「虫」によって「恋」の病に落ちていく、臆病者たちの切なくも美しい“恋×虫”ラブストーリー。

恋する寄生虫 配給:KADOKAWA ©2021「恋する寄生虫」製作委員会
恋する寄生虫 配給:KADOKAWA ©2021「恋する寄生虫」製作委員会

林さんは潔癖症に悩む孤独な青年を、小松さんは人の視線に恐怖を感じる不登校の女子高生を演じる。

女子高生を演じる小松菜奈さん
女子高生を演じる小松菜奈さん

2人は、今回が初共演ということで…

小松菜奈:
ラブストーリーでもあるので、これからどうやって距離を縮めていこうかなって考えたときに、「あっ!あだ名を付けよう」と思って。そのあだ名が、「ケント・デリカット」にしようと思って(笑)

林遣都さんを「ケント・デリカット」と命名
林遣都さんを「ケント・デリカット」と命名

小松菜奈:
最初呼んだら、(林が)「それもう別人じゃん」ってなって、すごい笑ってた

林遣都:
台本の話をしているときも、(小松が)「じゃあここをケント・デリカットが…」って。もうその名前になったかのような

真剣なときにもあだ名を…
真剣なときにもあだ名を…

(めざましテレビインタビューへ続く)

小松菜奈“取りつかれたように”枝豆を食べる

今やすっかり仲良しになった2人に、めざましテレビがインタビューを行った。
映画のタイトルにかけて、こんな質問。

永尾亜子アナウンサー:
ある人に依存している人のことを「寄生虫」と例えとして言うこともあると思うのですが、お2人が依存しているものは何かありますか?

林遣都:
洗車も依存性があるというか、洗車機の中がすごく好きなんですよね。子どもの頃から。小さなテーマパークのような

洗車機に依存?
洗車機に依存?

永尾亜子アナウンサー:
入っていく瞬間、ちょっとワクワクしますよね

小松菜奈:
私は今、枝豆が時季なんですよ。スーパーに行ったら枝豆が売ってて。無表情で食べること!好きすぎて、無表情になっちゃうんですよ。取りつかれたように、すごい早さで食べるんですよ。枝豆おいしいです!

小松菜奈さんは枝豆に依存
小松菜奈さんは枝豆に依存

永尾亜子アナウンサー:
確かに止まらなくなっちゃいますよね、食べ出したら

小松菜奈:
止まらないです

林遣都はセルフレジが“怖い”?「悪いことしてる気分…」

作品では、社会に馴染めない役柄を演じた2人。「いまだに馴染めない社会のルール」があるか聞いた。

林遣都:
コンビニもセルフレジになってきていて、日常生活の中で買い物に行ったりしたときに、知らない方とお話をして、親切にしていただいた瞬間にすごく幸せを感じるんですけど、(セルフレジになってしまうと)さみしいですよね

店員さんとの会話に幸せを感じていたのに
店員さんとの会話に幸せを感じていたのに

セルフレジになじめない林さん。「夜中だとちょっと怖い」そうで…?

小松菜奈:
なんでですか?

林遣都:
誰もいないところで、悪いことしてる気分になっちゃうというか

小松菜奈:
そんなことないですよ(笑)

林遣都:
こないだ初めて体験して、いないんですよね、誰も。待ってても。今度呼んでみようと思います!

あいさつの線引きに違和感…「お疲れさま」使っていい?

続いて、小松さんの「なじめないルール」は、私生活が垣間見える「芸能人あるある」だった。

小松菜奈:
朝でも昼でもずっと「お疲れさまです」って言うじゃないですか。私生活に戻ったときに、たまに友達に「お疲れさまです」って言っちゃうんですよ。なんか不思議ですよね、仕事じゃないところでスタッフさんに会ったりすると、「お疲れ様です」って言っていいのか、どうなんだろうっていう。そこの線引きみたいなのが慣れないというか、ちょっと違和感みたいなのはありますね

ちなみに林さんは、現場で人とお別れするときに、「お疲れ様です」と言わないことをポリシーにしているとか。
「ありがとうございました」と言うようにしていると話していた。

(めざましテレビ 9月30日放送分より)